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キャンプでほくほく!失敗しないじゃがバターの作り方

キャンプで食べるほくほくのじゃがバターは、シンプルながら満足感が高く皆で楽しめる一品です。調理法や火加減、道具の選び方を少し工夫するだけで、短時間でも中までふっくらした仕上がりが得られます。ここでは失敗しにくい手順や当日の段取り、保存法までわかりやすくまとめます。

目次

じゃがバターをキャンプで簡単にほくほくにする方法

短時間でほくほくにする基本手順

短時間で中まで熱を通すには、加熱前に中心まで熱が入りやすい状態にしておくことが大切です。中くらいの大きさのじゃがいもを選び、皮に浅い切り込みを入れるか、フォークで数カ所穴を開けておくと蒸気が抜けて爆発を防げます。電子レンジやバーナーで軽く下ゆでしてから焚き火や炭火で仕上げると全体が均一に温まります。

下ゆでをする場合はラップで包んでから600Wで3〜5分ほど、取り出してアルミで包んでから焚き火へ。焚き火では直火ではなく余熱が残る端に置くと焦げにくく、内部まで火が通ります。小さめのじゃがいもなら短時間でほくほくになりますし、大きめは半分に切ってから加熱すると時短になります。最後にバターを乗せるタイミングは、熱々のうちに切れ目を入れて内部に溶け込ませると風味が引き立ちます。

必要な道具と材料をそろえる

基本的な道具は次の通りです。

  • アルミホイル(耐熱性のもの)
  • 包丁とまな板(切る用)
  • フォークまたは竹串(穴あけ)
  • 軍手またはトング(火傷防止)
  • バター、塩(味付け)

あると便利なものはダッチオーブン、メスティン、耐熱皿、クッキングシートです。ダッチオーブンやメスティンがあれば蒸し焼きにして均一に火が入りますし、トングや軍手は取り出し時の安全性が高まります。バターは冷蔵庫から出しておき、塩は粗塩にするとじゃがいもの風味が映えます。チーズやトッピング類を持って行けば食べる楽しみも増えます。

焼き時間と火力の目安

焼き時間はじゃがいもの大きさと火力で変わります。中サイズ(直径6〜7cm)での目安は以下です。

  • 直火の熾き火や炭火:30〜45分(余熱中心でじっくり)
  • ダッチオーブン:25〜35分(蓋をして蒸し焼き)
  • メスティン:20〜30分(小さめなら短縮)
  • バーナーやコンロ(下ゆで併用):10〜15分で仕上げ可能

強火に長時間当てると外側が焦げて中が生のままになるので、火力は中火から弱火の余熱中心に調整してください。途中で一度取り出して竹串を刺し、スッと通れば完成のサインです。

失敗しない包み方

アルミホイルで包む際は、内側に新聞紙を一枚挟む方法が有効です。新聞紙を軽く湿らせてからじゃがいもを包み、その上からアルミホイルで完全に包むと熱が穏やかに伝わり、焦げを防げます。直接アルミだけだと表面が焦げやすいので注意してください。

包むときは空気の抜き過ぎに注意し、密閉しすぎない程度にして蒸気を逃がす小さな隙間を作ると破裂を防げます。小さく切ったじゃがいもをまとめて包む場合は、同じ大きさのものを揃えると均一に火が通ります。大きいものは半分に切ってから包むと短時間で仕上がります。

当日すぐ使える失敗対策

当日失敗しそうなときは次の対策を試してください。まず外側が焦げて中が固い場合は包みを開け、濡れた新聞紙で包み直して余熱で蒸し焼きにします。逆に表面がまだ柔らかくならない場合は一度アルミを外し、直火から少し離した位置で火を通すとよいです。

また、皮が破れて中身が飛び出したときはその部分をアルミで補強し、焦げ付かないように余熱を利用してじっくり火を通します。調理中は時々位置を変えてムラを防ぎ、竹串で状態をチェックすると安心です。

じゃがいもの選び方と下ごしらえ

ほくほく向きとねっとり向きの違い

じゃがいもにはでんぷん質が多くて加熱でほくほくするタイプと、粘質が強くねっとりとした食感のタイプがあります。ほくほくタイプは加熱すると水分が飛んで風味が立ち、バターとの相性が非常に良いので焚き火用に向いています。逆にねっとりタイプは煮崩れしにくく、サラダやポテトグラタンに適しています。

選ぶ際は皮に張りがあり、傷が少なくずっしりと重みがあるものを選びましょう。表面がしわしわで軽いものは水分が抜けているサインなので避けたほうが無難です。色や形よりも触って弾力を確かめることが大切です。

種類別の扱い方のポイント

代表的な品種ごとの扱い方は次の通りです。

  • 男爵:でんぷん質が多くホクホクするので焼きじゃがに最適。加熱時間をやや短めにするとほくほく感が出ます。
  • メークイン:粘りがあり形が崩れにくい。丸ごと蒸すよりも切って調理する方が向きます。
  • 北海道産(男爵系):寒冷地産はでんぷんが多く、焚き火での焼き上がりが良いです。

用途に合わせて品種を選ぶと、仕上がりの差が明確に出ます。混ぜて使う場合は同じサイズに揃えて火の通りを均一にしてください。

芽と皮の処理と洗い方

芽は毒素のソラニンを含むことがあるため、緑色や芽が出ている場合は深めに取り除いてください。皮は薄くて味に問題がない場合は残して焼くと香ばしさが出ますが、汚れがひどければ包丁の先やたわしでこすり洗いしてから使いましょう。

洗うときは流水でこすり、泥を落とします。皮付きのまま使うなら水気をよく拭き取り、アルミで包む前に湿り気が残らないようにすることで焦げ防止につながります。大きさを揃えることも忘れないでください。

前日にできる下ごしらえ

前日にできる下ごしらえとしては、じゃがいもをよく洗い、皮つきのままラップに包んで冷蔵庫で保存する方法があります。また半分に切る場合は切断面にレモン汁を少量塗ると変色防止になります。下茹でをしておくと当日焼く時間を短縮できますが、冷蔵保存する際はしっかり冷ましてから密閉容器に入れてください。

皮をむいておく場合は変色しやすいので水に浸して保存し、当日は水気を切ってから調理してください。前日の準備で当日の手間を減らせます。

焚き火と炭火で焼く基本手順

新聞紙とアルミの正しい包み方

新聞紙とアルミで包む際はまず新聞紙を軽く湿らせてからじゃがいもを包みます。新聞紙は保湿と断熱の役割があり、湿り気があることで蒸気が適度に保たれます。その上からアルミホイルで二重に包むと外側の直火からの熱を和らげられます。

包むときはじゃがいも一個ずつ巻くか、同サイズのものを複数まとめる場合は隙間がないように整えてから包んでください。アルミの裾はしっかり閉じますが、完全密閉にするよりは蒸気を少し逃がすための小さな隙間を残すと破裂を防ぎます。

直火投入と炭火の置き方の違い

直火に入れる場合は強い炎の真上に置かないことが大切です。直火投入は短時間で皮が焦げやすく、中が生焼けになるリスクがあります。直火に入れるときは熾き火や端の低温ゾーンを利用し、頻繁に向きを変えてムラを防いでください。

炭火に置く場合は炭の上に直接置くよりも、炭の周囲の余熱ゾーンに置くと均一に火が通ります。グリルの上に網を置いて一定の距離を保つと焦げにくく、じっくりと中まで熱が回ります。どちらの場合も取り扱いはトングや軍手で行ってください。

火力別の焼き時間目安

火力による目安は次の通りです。

  • 強火(直火の近く):15〜25分(ただし焦げやすい)
  • 中火(熾き火近辺):25〜40分(均一に火が入る)
  • 余熱(炭の端や消えかけ):35〜50分(ふっくら仕上がる)

強火は短時間で皮が黒くなるため注意が必要です。中火や余熱でじっくり火を通すと内部がしっとりほくほくになります。途中で竹串を刺して確認してください。

ふっくらした焼き上がりの見分け方

竹串やフォークがスッと通るのが一番の目安です。また外側の皮がしわっとしてきて、軽く圧をかけると中からやわらかさが伝わる状態ならふっくら仕上がっています。香りも重要で、ほのかな香ばしさがしてきたらアルミを開けてみてください。

割ってみて白っぽく粉をふいたような質感ならほくほく、光沢があるならねっとり系の仕上がりです。見た目と触感で判断すると失敗しにくくなります。

焚き火でのよくある失敗と対処

よくある失敗は外が焦げて中が生のパターン、皮が破れて中身が飛び出すパターン、そして乾燥してパサつくパターンです。外が焦げたときはアルミを剥がして濡れた新聞紙で包み直し、余熱で蒸し直してください。皮が破れた場合は破れた部分をアルミで補強してから弱火域に移動します。

乾燥してパサついた場合はバターやオリーブオイルを足し、アルミで包んで短時間蒸すと水分が戻ります。頻繁に火力をチェックして場所を調整することが重要です。

調理器具別の作り方と注意点

ダッチオーブンでじっくり焼く方法

ダッチオーブンでは底と蓋の両方に炭を置き、上下から均一に熱を与えます。じゃがいもをそのまま並べ、蓋を閉めて中火〜弱火で25〜35分ほど加熱します。蓋の上にも炭を乗せることで対流熱が生まれ、ムラなく火が通ります。

注意点は熱のこもりが強いため、強火で長時間加熱すると焦げることです。途中で蓋を開けて状態を確認し、竹串がスッと通れば完成です。取り出すときは厚手の手袋やトングを使ってください。

メスティンで蒸し焼きにする手順

メスティンは小さめの鍋代わりに便利です。底に少量の水(大さじ1〜2)を入れ、じゃがいもを並べて蓋をして中火で加熱します。蒸気で中までふっくらさせるため、15〜25分ほどが目安です。途中で上下を返すと均一に火が通ります。

注意点は水分が蒸発しやすいので焦げそうなら火を弱め、定期的に水分を確認してください。メスティンは直火に強いですが取っ手や蓋が熱くなるため取り扱いに注意が必要です。

グリルや網で香ばしく焼くコツ

網焼きでは直火の熱を調整することがポイントです。アルミで二重に包むか、網に直接置く場合は薄く油を塗ると焦げ付きにくくなります。途中で回転させながら焼くと香ばしくてムラの少ない仕上がりになります。

皮の表面に軽く塩を振ると味が引き立ちます。網目から落ちないようにアルミを使うか、サイズの合った網を用意してください。焼き上がりは表面の香ばしさと中の柔らかさを両方確認します。

バーナーやコンロで素早く仕上げる

バーナーやコンロを使う場合は下ゆでを併用すると時短になります。ラップで包んだ後にレンジで軽く加熱し、コンロのフライパンや蓋つきの鍋で仕上げると短時間で中まで火が通ります。中火〜弱火で蓋をして蒸し焼きにするのがポイントです。

注意点は直火の強さに気をつけることと、ガスの炎でアルミを焦がさないことです。均一に火を通すために途中で向きを変えてください。

電子レンジで下ゆでする時短術

電子レンジで下ゆですると焚き火やグリルでの加熱時間を大幅に短縮できます。洗ってフォークで数か所穴を開け、ラップで包んで600Wで3〜6分加熱します。加熱後にアルミで包んで余熱で仕上げると中までほくほくになります。

注意点は完全に火を通しきらないよう加熱時間を調整することと、電子レンジで直接アルミを使わないことです。加熱後は熱いので取り扱いに注意してください。

人気のアレンジとおすすめトッピング

バターと塩のシンプル味で楽しむ

じゃがバターの基本はバターと塩だけのシンプルな組み合わせです。熱々のじゃがいもに塩を一つまみ振り、バターを乗せるとじゃがいもの甘みが引き立ちます。バターは有塩と無塩どちらでも好みで選べますが、有塩は塩分調整が楽になります。

盛り付けはアルミをめくった状態でバターを乗せ、溶けるのを楽しみながら食べるのがおすすめです。ハーブを少し振ると風味の変化が楽しめます。

とろけるチーズでリッチにする

熱々のじゃがいもにとろけるチーズを載せると濃厚で満足感が増します。チェダーチーズやピザ用チーズを使うと簡単に溶け、クリーミーな食感になります。焼き上がり直後にチーズを乗せ、アルミで軽く蓋をすると早く溶けます。

チーズの塩分に合わせてバターや塩を控えめにするとバランスが良くなります。好みで黒胡椒を振ってもおいしいです。

明太子や塩辛で濃厚に仕上げる

明太子や塩辛はじゃがいもの素朴な甘さに深い旨みを加えます。少量を中心部にのせて混ぜながら食べると、味が広がり満足感が出ます。塩気が強いので量は控えめにするのがポイントです。

海鮮系トッピングは風味が強いので、シンプルなバターのみの下地に少しずつ加えると食べやすくなります。

ウニやかに味噌で贅沢にする

特別な日の一品にするならウニやかに味噌を少量添えると豪華な味わいになります。熱で少し溶けたウニの濃厚さがじゃがいもの甘みとよく合いますし、かに味噌はコクのある旨みをプラスします。

どちらも風味が強いので少量ずつ試し、バターとの相性を考えながら加えるとまとまりやすくなります。

いぶりがっこや漬物でアクセントを加える

いぶりがっこのような発酵や燻製の風味をアクセントにするのもおすすめです。薄切りにしてじゃがいもの上に載せると、香りと食感のコントラストが楽しめます。漬物類を添えることでさっぱり感が加わり、後味が引き締まります。

日本的な味付けが好きな方には特に合いやすいトッピングです。

子ども向けにコーンとマヨを合わせる

子ども向けには甘いコーンとマヨネーズの組み合わせが人気です。焼き上がったじゃがいもを割り、バターの代わりにコーンとマヨを混ぜると食べやすくなります。少しチーズを加えるとより喜ばれます。

塩分や量は年齢に合わせて控えめにしてください。

のり塩や黒胡椒でおつまみ風に

おつまみとして楽しむ場合はのり塩や粗挽き黒胡椒を振るとビールなどに合う味になります。のり塩は香ばしさ、黒胡椒はピリッとした刺激を加え、成人向けの味付けとして好評です。

シンプルな組み合わせなので準備も少なくて済みます。

当日の段取りと保存のコツ

持ち寄りや人数分の準備目安

人数分を用意する場合、中サイズのじゃがいもを1人1個〜1.5個が目安です。大人数ならあらかじめ半分に切って小分けにすると配りやすくなります。持ち寄りではトッピングを小分け容器に入れて各自でのせるスタイルにすると衛生的で好みも反映できます。

準備の際は調理スペースと器具の配置を決め、取り分け用の道具を用意しておくとスムーズに配れます。余裕を見て多めに用意すると安心です。

下ゆでや温め直しで時短する

下ゆでをしておくと当日の加熱時間が短縮できます。下ゆでしたじゃがいもは冷ましてから密閉容器に入れて冷蔵保存し、加熱前に常温に戻してから焚き火やグリルで温めると時短になります。温め直す場合は蒸すように加熱すると水分が飛ばずにおいしく仕上がります。

電子レンジでの温め直しも可能ですが、乾燥しないようにラップや湿らせたキッチンペーパーを被せるとよいです。

残ったじゃがバターの保存と温め方

残ったじゃがバターは粗熱を取ってからラップで包み、冷蔵庫で2〜3日保存できます。再加熱する際はオーブントースターや電子レンジで中まで温め直してください。トースターなら外が香ばしく、中はふっくらに戻りやすいです。

保存する際はトッピングは別容器で保存し、食べる直前にのせると風味が保てます。

保温と持ち運びのささやかな工夫

持ち運ぶ際は保温バッグや魔法瓶を活用すると温かさが長持ちします。アルミで包んだじゃがいもを保温バッグに入れておくと余熱で温度が保持されます。配る直前に温め直す余裕があるとよりおいしく提供できます。

また、取り箸と個包装のトッピングを用意すると衛生面でも安心です。

キャンプで作るじゃがバターのおさらい

キャンプでおいしいじゃがバターを作るポイントは、じゃがいもの選び方と下ごしらえ、火力の調整、包み方の工夫です。短時間で仕上げたい場合は下ゆでを利用し、じっくりふっくらにしたい場合は余熱や炭火の端を使うとよいでしょう。

道具別の注意点やトッピングのバリエーションを活用すれば、シンプルでも満足度の高い一品になります。保存や持ち運びの工夫も取り入れて、快適なキャンプの食事時間を楽しんでください。

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この記事を書いた人

キャンプ場で炙った貝や、スキレットで作る一皿。少しの不便とひらめきが、特別なごはんを生んでくれる気がします。このブログでは、海鮮×キャンプの組み合わせをメインに、季節に合った過ごし方やアウトドアライフを綴っています。

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